ボクはこの島が好きだ。自然が豊かで気候がとても気持ちいい。人もとってもあたたかい。
そして何より、季節ごとに口にする果物のおいしさやその種類の豊富さに驚かされる。
しかしその反面、ちょっぴりさみしいこともある。
「ほったらかしの果樹畑をよく見かけること」だ。
島の先輩たちが言うには「なかなか採りきらんのよー。」
「こんなにあってもなんちゃ使わん。」と、少し困った表情。
島の恵みともいえる質の高い柑橘たち。先人たちが汗を流し、ここまでの実りをつけさせた。
しかし、それらの多くがただ朽ちていく現状。
それではあまりにも『もったいない』じゃないか。
少しずつでいい。このロスを減らし、魅力へと変換していこう。
そのような想いのもと、「もったいないこーら」はこの小豆島に誕生した。
現在、もともと耕作放棄地となっていたレモン畑を整備・管理し、もったいないこーらの主原料として使用しています。
ここ小豆島には「もったいない!」が口癖の、島をこよなく愛する“柑橘おばちゃん”が住んでいます。
今回のプロジェクトに関しても「そりゃアンタ!もったいないわよ!もったいない!こらー!」とコメントを頂き、自らもったいないこーらラベルのモデルまで買って出てくださいました。